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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第47章 再会
「急にいなくなるなよ。」
海斗様はあたしのお腹に腕を回して、首筋に顔を埋めた。
「海斗様ぐっすり眠っていたので…」
「でも駄目だ。起きた時莉愛菜がいないと目覚めが悪い。」
そういって、いつものように深呼吸。
「風呂に入ったのか?」
あたしから香る桜の香りの濃さで気付いたんだろう。
あたしの顔を覗き込みながら聞いてきた。
「はい。シャワー浴びたので着替えようと思って。」
「そうか。てっきりまた俺を誘ってんのかと思ったが…」
首筋を舌で舐められる。
「ぁんっ…違いますっ」
「そんな恰好で、そんな声出して…
どんだけ俺を煽るんだ?」
「駄目ですっ…もう支度しないと。拓海様が帰ってきますよ。」
「……チッ」
どうやら諦めてくれたようだ。