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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第47章 再会
「あぁ、そっかぁ~。
たしかにりんちゃん、俺がちょっと誘うようなこと言ったらノリノリだったからなぁ~。
ただ俺に抱かれたかっただけかぁ。」
海斗様の不機嫌な声と反対に暢気な声。
あたし、大丈夫だよね?
知らない人に抱かれるなんてこと、無いよね?
抱かれろなんて……言わないよね?
なんだか恐くなって恐る恐る海斗様を見上げると、海斗様もあたしを見下ろしてて目があった。
そのままはっきりと告げる。
「莉愛菜は誰にも触らせない。
お前に触れていいのは俺だけだ。
誰にも渡さない。
海來、お前にもな。」
海斗様の真剣な瞳に見つめられ、あたしの不安はあっという間に無くなった。
まるであたしの不安を察していたかのような言葉。
男性に言ったセリフのようで、それはあたしに向けられていた。
て、ていうか…今海斗様なんて言った?!
み、海來っ?!