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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第48章 幸せの風景
海斗さまはあたしに花壇に咲いてる花で冠を作って被せてくれたり。
あたしが一人でお屋敷を探検してよく迷子になって泣いてると、必ず最初に見つけてくれるのは海斗様だった。
泣いてるあたしの手を引いて連れ出してくれて、パパに怒られると必死に庇ってくれた。
パパに怒られてまた泣いてると優しく頭を撫でながら、我慢しないで泣いていいんだよって言ってくれて。
とっても安心した。
拓海様も鞠子様もあたしが抱きつくと思いっきり抱きしめてくれて、いっぱい愛情をくれたから、ママがいない寂しさも、このお屋敷に来るようになって減ったんだ。
それから、拓海様とパパに海外での話をたくさん聞いた。
海斗様も仕事の話を、海來くんも楽しい学生生活を過ごしてるって話を聞いた。
すると突然、拓海様があたしに話を振って来た。