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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第48章 幸せの風景
「莉愛菜は今、彼氏とかいないのか?」
えっ?!
あたしは思わず噎せた。
隣の海斗様が渡してくれた水を一気に飲み干す。
「ゴホッ……か、彼氏…ですか?」
苦しさから少し解放されて聞き返すと
「そうだよ。莉愛菜ももう20歳だろ?
こんなに可愛いくて良い子なんだ。絶対モテるだろう。
どんなやつなんだ?ちゃんと拓海パパに紹介するんだぞ?」
なんだか好奇心に充ち溢れた瞳で言われた。
「い、いないですよ。彼氏なんてっ…」
正直に話した。
なんだかさっきからパパがめっちゃ見てる気がする。
「本当かぁ~?」
拓海様が怪しんでる目つきで問い返す。
海來君もなんだかニヤニヤしてるし。
そこで助け船を出してくれたのは鞠子様だった。
「拓海、そんな野暮な事聞いたら駄目よ。
海來もそんなに面白がらないのっ。」