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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第49章 変化の兆し
リビングに夜食を準備する。
丁度良くやって来た海斗様が濡れた髪をタオルで拭きながらソファーに腰掛ける。
「お水注ぎますね。」
「あぁ。」
コップに水を注ぎながら海斗様を見る。
やっぱり少し疲れが溜まってそうな海斗様。
もう既に少し眠たそう。
「食べたらすぐ寝ますよね?」
「そうだな。疲れたからもう寝るよ。」
そう言って黙々と食べ進めた。
やっぱり疲れてるんだな。
あたしはキッチンの後片付けをしに席を立った。
しばらくしてリビングに戻るとすっかり空になったお皿。
ソファーに座る海斗様は静かに目を閉じていた。
寝ちゃったのかな?
季節は梅雨に入ってたから寒くはないけれど、ここで寝たら疲れが取れないんじゃないかと心配になる。