この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第50章 自分の気持ち
二人の掛けてくれる言葉はとても暖かくて、嬉しいから笑顔で大丈夫だと答えるけど鞠子様はそんなあたしをずっと心配そうに見つめていた。
そして、あたしは仕事の後、夕飯をすませると、すみれさんに誘われいつかの寮のラウンジでお酒を飲む事に。
「すみれさん、あたし今日はお酒はっ…」
あんまり寝てないのにお酒なんて飲んだら気分が悪くなりそうで、やんわり断る。
するとすみれさんは
「お酒は良いのよ。今日の目的はお酒じゃないから。
何があったのか話しなさいっ!そのクマは何?!」
と、あたしにアイスティーを差し出しながら問いただす。
「何も、無いです。
ただ寝不足なだけで…」
「じゃぁ、なんで寝不足なの?!
そんな状態じゃ、その内倒れるわよ?!
海斗様は何も言わないの?!」
すみれさんの質問責めはさらに続く。