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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第5章 メイド始め
朝礼の場所はこの大きなお屋敷にあるたくさんの部屋の中の一つ、大広間みたいなとこ。
いつもここで朝礼をやるらしい。
周りにはたくさんのメイドさんや執事さんが集まっている。
一番前にはこちらに向きあうように、ビシッと燕尾服を着こなした背の高いスマートな男性が立っていた。
「あの人がチーフの高木さん。真面目で仕事熱心な人よ。他の人の仕事も全部把握して動いてる。デキる人ってあーゆー人の事言うのね。」
高木さんをこっそり指さしながらすみれさんが教えてくれる。
「皆さん揃いましたか?それでは朝礼を始めます。」
高木さんの一言で、部屋の空気ががらりと変わった。
皆私語もなく真剣に耳を傾けている。
みんなプロだな~。
あたしも頑張ろう。