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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第5章 メイド始め
いろいろな仕事の伝達事項が終わり、朝礼が終わるころ、高木さんが急にあたしの名前を口にした。
「寮にいれば既に知ってると思いますが、本庄さんが今日から新しく加わります。本庄さんはメイドとしての業務のほかに奥様のお世話を任せますので宜しくお願いします。」
「よ、宜しくお願いします。」
この場にいる人の視線が一気に集まり、ついオドオドしてしまった。
それを気にすることも無く高木さんは少し話をした後、朝礼を終わらせた。
そしてあたしはすみれさんに付いて、今日は主にメイドの仕事の定番、お屋敷のお掃除を任された。
たくさんの調度品や名高い絵画などがたくさんあるこのお屋敷は、たかが掃除といってもかなりの神経を使うため、掃除には細かなルールがある。
それをすみれさんが根気よく教えてくれながら一緒に掃除をする。