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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第51章 すれ違い
「そっかぁ~。だから勝手に入れるんだ。
海斗君さぁ、昨日仕事の後接待でお酒飲みすぎてぇ、酔っ払ってあたしを離してくれなくてっ。
あたしも海斗君が心配だったから付いて来たんだけど、そしたらまぁこんな感じ?
海斗君すっごく激しくてなかなか止めてくれなくて、気付いたら二人とも疲れて寝ちゃってこの状態なの。
だからもう少し海斗君寝かせといてあげてぇ。」
首を傾げて昨日海斗様と何があったかを嬉しそうに話す女性に、あたしは頭が真っ白になった。
海斗様が?
海斗様があたしが寝てる間に他の女性を連れ込んで……
女性は全て切ったって言ってたのに
あたしが茫然としてると、その女性は可笑しそうに笑いながらあたしに言う。
「どうしたのぉ~?
そんな顔しちゃって。まさかショックだったぁ?
ごめんね。海斗君はあたしのだからっ。
だって、あたし海斗君の婚約者だもんっ。
いつもあたしの代わりに海斗君のお世話、ありがとう。
でも、結婚したらあなたもういらないから。」