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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第53章 主人の怒り
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「……んっ」
ゆっくり薄く目を開ける。
身じろぎをすると俺の胸元に擦り寄るように頬を寄せる気配がする。
まだ寝ぼけた頭は上手く働かない。
それでも、桜の香りのそれに手を伸ばし、その湾曲するラインを優しく撫でまわす。
「…ぁ、…んっ」
甘く響く声に、今までずっと我慢していた理性が一気に飛ぶのがわかった。
何故既に裸なのかとか、そんなことも気にならなかった。
首筋に甘く噛みつき、乳房を掴み揉みしだく。
「あっ、海斗君~っ…」
その声に、俺は一気に覚醒して飛び起きる。
俺が見下ろした先にいた女。
なぜか裸でおれに寄り添って寝ていて。
しかもココはおれのベッドルームだった。
俺が莉愛菜と愛し合うために買いなおしたベッド。
他の女なんか二度と入れるつもりは無かった。
なのにこの女は何故か裸で俺の胸に擦り寄って寝ていた