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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第53章 主人の怒り
「おい。
これはどういう事だ?
なんでお前がここにいる。
しかもそんな恰好で。」
なぜか俺も裸のようだ。
何がどうなってる?
わけがわからない。
必死に昨日の事を思い出す。
昨日は莉愛菜には接待と言ってあった。
本当は、昨日俺の婚約を破棄する作戦を実行する時だった。
俺に婚約の話を無理矢理進めた男、清瀬コーポレーション同様、世間にその名を轟かす大企業『RINKAI』社長 林海邦夫とその娘林海亜子との会食。
RINKAIは確かに大企業だ。
だがこの会社は裏で違法な事ばかりして会社をでかくした。
会社を大きくするには綺麗事ばかりでは務まらない事も確かだ。
でもそれで済まされないほどの事をこの社長はしてきた。
噂では知っていたけど、それを調べようとする者はいなかった。
RINKAIを敵に回したら終わりだと思われいたから。