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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第53章 主人の怒り
だが、いつも置いてあるはずの俺の服はそこには無かった。
ふと気になって時計を見る。時刻は10時を過ぎていた。
もうとっくに莉愛菜が起きてる時間だ。
俺を起こすか、様子を見に来る時間はとっくに過ぎてる。
俺は血の気が引いた。
莉愛菜はどこだ?
莉愛菜はこの状況を見たんじゃないか?
俺がこの女を抱きしめて寝ている所を。
すると、フワッと桜の香りがする。
俺の腰に腕を回し後ろから抱きしめられる。
香りは莉愛菜なのに、莉愛菜じゃない。
「なぜお前から桜の香りがする?!」
「さっき目が覚めてシャワー借りたからぁ。
桜のいい香りのシャンプーあったから使っちゃったっ♪
これ、亜子も欲しいなぁ~。
どうせ、海斗君の大好きな”りあなちゃん”の使ってるやつでしょ?」