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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第53章 主人の怒り


俺のモノを掴んで扱き出す亜子の手。

俺はその手を払いのけた。

「痛いぃ~。
海斗君ひどいよぉ~。
亜子のおっぱい触った癖にっ。」

「お前なんかオカズにもならねえよ。」

そう言ってクローゼットに向かう。

やっと諦めたのか、亜子は追ってはこなかった。

その代わりの様に後ろから畳みかけるように言葉を発している。


「でもぉ、この状況、誰が見たってヤりましたって感じだよぉ?
実際メイドさんびっくりしてたもん。
あたしが海斗君疲れてるから起こさないであげてって言ったら出てったけど。」


メイド?


着替えた俺はすぐに亜子に詰め寄った。

亜子も服を着てる途中だったがそんな事構わず。

「メイドだと?
いつ来たんだ?
お前なんて言った?」

すると亜子がすんなり莉愛菜に言った事をそのまま復唱したから、俺の怒りのボルテージは急上昇。

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