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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第54章 嫉妬に狂って
欲しくない快感に必死に耐えながら、頭に浮かぶのは海斗様。
ここに来るはずの無いあの人の顔が何故か頭から離れない。
口を塞がれて言葉にはならないけど、あたしは必死に海斗様を呼んでいた。
―――海斗お兄ちゃん、助けてっ
どんな時にも、海斗さまはあたしを見つけてくれたから。
妹みたいにしか思われてなかったとしてもいい
身体だけが目的の奴隷としてでもいい
海斗様に会いたい
この行為が終われば、海斗様の元へ帰れるかな?
直哉のモノを受け入れて、満足させれば会えるかな?
直哉に無理矢理こんな姿にさせられて、こんな事されてるとこは見られたくない。
直哉の姿を見ていると、この行為が終わってもあたしを離すつもりなど無いだろうことは安易に想像できる。
もしかしたら、しばらくこの部屋に閉じ込められて、直哉の気が済むまで犯されるかもしれない。
そんなの嫌だっ。