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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第57章 素直な気持ち
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あれから、直哉にさよならを言い、部屋を出た。
エレベーターに向かっていると、丁度エレベーターから出てきたのは恭介さん。
「莉愛菜ちゃんっ!!!」
走って駆け寄ってくる恭介さんは眉を下げていて。
あぁ、心配かけちゃったな。
そう思った。
きっとすみれさんも心配してるだろうな。
帰ったらちゃんと謝ろう。
「良かったよ無事でっ。
怪我とかないっ?!大丈夫?!」
ものすごい勢いで聞いてくる。
なんだかいつもの大人な雰囲気の恭介さんとのギャップに可笑しくなってつい笑ってしまった。
すると、恭介さんはポカンとした顔であたしを見た。
なんか変だったかと思い隣を見ると、海斗様もびっくりしたような顔をしてあたしを見てた。