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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第59章 桜の香りに包まれて
桜の香りに包まれるバスルームで、あたしと海斗様はお互いを必死に求めあう。
あたしの足の先まで丁寧に泡で包んで洗い、綺麗に泡を流し終わると一緒に湯船に浸かった。
あたしはもちろん海斗様の足の上。
お腹に手を回して抱き寄せる海斗様と密着していると、海斗様のモノがあたしの背中に当たっていて、反り返っているのが分かる。
そう思うとなんだか、嬉しいような恥ずかしいような不思議な気持ちがした。
海斗様があたしの首筋に顔を埋め、深呼吸する。
「はぁっ……やっとあいつの匂いが消えた。」
自身のモノを背中に擦りつけるように、更に身体を密着させる海斗様。
「か、いとさま?……どうして、あの人をあんなに大切そうに抱き寄せたの…?」
どうしても引っかかっていた事。
すると海斗様はあたしの首元に顔を埋めたまま答えた。
「莉愛菜だと思った。」