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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第59章 桜の香りに包まれて
ぐったりしたあたしをやっと解放して、抱き寄せてくれる。
「もう一度シャワー浴びるぞ。」
そう言ってあたしを横抱きに湯船を出て、シャワーの前に立たせた。
ガクガクと震える足。
「これからだってのに立てないのか?」
後ろから腰を掴み支えながら耳元で囁く。
海斗様のその声はさっきと違ってとても楽しそう。
「おこっ、て…ないの?」
さっきまで、あたしが他の人に感じてしまった事を怒っているかのように激しく愛撫してたのに。
「怒ったんじゃない、嫉妬したんだ。
俺はお前以外の女に発情しない自身があるからな。」
二人で熱いシャワーを浴びる。
「莉愛菜の身体ならいくらでも勃起するし、欲しくて堪らないが、他の女は欲しいとも思わない。」
片腕を腰に回し、空いた方の手であたしの顔を振り向かせ啄ばむようなキスをした。
「だが、莉愛菜が俺に潮噴くほど感じてくれたからな。
許してやるよ。」
ニヤリと妖しげに微笑んだ。