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第60章 優しい時間

「んっ…ぁっ」

「お前は”お兄ちゃん”にこんな淫らな姿を見せるのか？」

そう言って乳首にしゃぶりついた。

「あ、あんっ…」

チュパッ―――

「今、お前は”お兄ちゃん”に乳首しゃぶられたのか？
違うよなぁ？」


レロレロレロ―――

「俺は今”妹”の乳首をしゃぶって、舐めまわしてんのか？」

乳首を吸われ、舌で舐められあっという間にあたしの乳首は主張し始めた。

「違う。
俺がしゃぶって舐めまわしてるこの敏感でいやらしくビンビンな乳首は
”俺の女”の乳首だよな？」

”俺の女”

その言葉に身体がピクンと跳ねた。

あたしの乳首にむしゃぶりついて、片方は指でクニクニと摘まんで弄ぶ。

「どうなんだ？莉愛菜。
今お前の乳首にむしゃぶりついてるのは誰だ？
”お兄ちゃん”か？
”お兄ちゃん”にこんな事されて感じてこんなにしてんのか？」