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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第62章 平穏な日々
あたし達の関係を知ってるのは、すみれさんと恭介さんだけ。
まだ、拓海様にもパパにも話してない。
ちゃんと話さなくちゃいけないよね。
海斗は、自分の気持ちは拓海様もパパも知ってると言ってた。
確か鞠子様もはっきりとじゃないけど、意味深な事言ってたような気がする。
でも、あたしの気持ちは皆知らない。
いつかちゃんと言わなきゃ。
海斗は清瀬家の人間。
あたしはここに仕える家の人間。
やっぱり反対とかされちゃうんだろうか?
そりゃ、どっかのご令嬢との方が家の為にはいいだろうけど。
あたしはもし反対されてもちゃんと話して分かってもらうつもり。
拓海様も、パパも、ちゃんとあたしの話しを聞いてくれる人だもん。
あたしはいつか来るその時に向けて、決意を新たにしていた。