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第62章 平穏な日々

赤ワインが似合っちゃう海斗。

思わず見惚れてしまう。

今回すごく思ったけど、やっぱり海斗はカッコいい。

さっき4人で話してる時も、海斗は皆の注目の的だった。

立場的なものだけじゃない。

海斗には何か、人を引き付ける力がある。

「莉愛菜ちゃんも持ちましたね。
では、戻りましょうか。」

海斗がそう言ったから、あたしも後に続こうとした時。

「あ、莉愛菜ちゃん!!」

声が聞こえ振り返ると、さっきここにいた星野という人だった。

「やっぱり莉愛菜ちゃんだ！またココで会うなんてタイミングばっちりじゃん俺たち。
またカシスソーダ作ってあげようか？」

とてもフレンドリーに話しかけてくる。

でも、横から海斗の不機嫌オーラが増してるのがひしひしと伝わってくるので遠慮した。

すると、