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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第62章 平穏な日々
「莉愛菜ちゃん、このガタイのいい彼はお友達ですか?」
海斗があたしの横に来て静かに微笑む。
けど、目が全然笑ってない。
「か、海斗様っ。こちらの方は、さっきここで始めてお会いして、お酒を作ってくれた星野さんです。」
一応紹介する。
あたしだってさっき少し話しただけ。
友達とかじゃない。
「あぁ、さっきすみれちゃんに話していた最近来たキッチン担当の方ですね。」
そう言って星野さんを見る。
すると星野さんは
「あ、もしかして海斗って、清瀬海斗さんですか?!
始めまして!ご挨拶遅れてすみません。
先月から働かせてもらってます!星野雷です!!宜しくお願いします。」
意外にも礼儀正しく、深く頭を下げた。
なんだか面喰ったような顔の海斗。
「顔を上げてください。
こちらこそ、これから宜しくお願い致します。
莉愛菜は私のメイドです。何かあれば私に言ってください。」