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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第63章 余所行きの彼
あたしは自分から頭だけ振り返って講義の目を向けるけど、それを見た海斗は微笑みを返すだけ。
海斗の後ろには大きな木。
海斗はそれによっかかっているみたいだ。
海斗の背中が余裕で隠れるほどの大きな木。
「莉愛菜ちゃん。キミはお仕置きされる理由がわかっていますか?」
耳元で小さく囁く声に、ブラの中に侵入する手。
「莉愛菜ちゃんが、他の男を虜にしようとしているからですよ。
ご主人様以外に愛想を振りまいては駄目でしょう?」
「あ、あたしは愛想振りまいてなんて…んぁっ」
「自覚が無いなら更に性質が悪いですね。
これはやはりお仕置きが必要なようです。」
そして、服の上からブラのホックを外した。
「あっ、やぁっ。こんなところでっ」
あたしは身を捩る。
「莉愛菜ちゃんはイケナイ子ですね。
お仕置きすらも拒むんですか?
キミに拒否権は無いんですよ。」