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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第64章 パパの想い
あたしが難しい顔をしていると、パパがまた言葉を発した。
「莉愛菜。
海斗様とはどうなんだ?」
ん?
えっ?!
か、海斗様?!
あたしはびっくりしてパパを見た。
「か、海斗様とどうって…どういう事?」
ドキドキしながら聞くと。
「ちゃんと海斗様のお世話できてるか?」
な、なんだ。
あたしと海斗の関係を勘付かれてるのかと思った。
「うん。あたしなりに一生懸命やってる。
あたしの作るご飯も美味しいって、いつも残さず食べてくれるの。」
思わず笑顔になると、パパも微笑んでくれた。
「海斗様は、小さい頃から莉愛菜をいつも見ていてくれたからな。
昔、莉愛菜の事が好きだと言われた時はびっくりしたな~。」
えぇぇっ?!
「な、なにそれっ?!あたしそんなの聞いてないっ!!」
あたしの知らないところで海斗がパパにそんな事言ってたなんて。