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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第64章 パパの想い
「結婚したいなんて言うから、パパも拓海様もびっくりしてなぁ。
海斗様もまだ学生だったし、これから色々な出会いがある海斗様に莉愛菜の事を任すなんて言えないからね。気持ちだけ受け取っておくと言ったんだ。」
海斗は本当に、あたしの事ずっと待っててくれたんだ。
パパの言葉でわかった。
たくさんの人と出会って、あたしなんかより可愛い人や綺麗な人なんてたくさんいただろう。
海斗はカッコいいからモテただろうし。
それなのに、ずっとあたしを想っていてくれたの?
「そ、そうだったんだ…。」
「だから、久しぶりに日本に帰ってきて、海斗様とも久しぶりに会って皆で食事をした日、海斗様の莉愛菜への態度を見てすごく驚いたよ。」
あ、パパ達が帰って来た日の事だ。
「海斗様は、莉愛菜が本当に好きなんだな。」
パパの言葉にあたしは顔が赤くなった。