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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第65章 莉愛菜の変化
すると父さんは、
「鞠子は今、すみれちゃんと一緒に莉愛菜を連れて庭で花の手入れをしてるよ。」
俺は納得した。
母さんはフラワーアレンジメントの先生をしていて、庭に自分の仕事で使う花を育てた大きな花壇を持ってる。
そこは庭師も一切手をつけない。
母さんが自分で手入れをしてる場所。
そこに二人を連れて行って、フラワーアレンジメントのコツなんかをおしえたりするんだろう。
俺の仕事部屋やリビングに花を飾ってる莉愛菜はきっと喜んで付いて行く。
母さんなりに、今の莉愛菜に気分転換させてやりたいと思ったのかもしれない。
「本庄さん、莉愛菜についての話って何だ?」
俺は単刀直入に聞いた。
回りくどいのは好きじゃない。
本庄さんも俺のそういう性格を分かってる。
覚悟を決めたように俺に目を向け話しだした。