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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第9章 素敵な男性
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今、あたしは混乱していた。
今が仕事中なことも、あの部屋の前を通ったわけも考えられない。
仕事初日にこんな衝撃的な事に出くわしてしまうとは。
あたしって運が悪い。
きっとあの二人はこの屋敷の使用人だろう。
だからって昼間っからあんなこと。
あんな部屋でするなんて。
あのモスグリーンのメイド服のことは後ですみれさんにでも聞いてみよう。
そう思ってさっきのことは頭から消去しようと努めた。
「莉愛菜っ!!」
ナイスタイミングで声がかかった。
振り返るとすみれさん。
「なかなか帰ってこないから探しに来たよ。やっぱり迷子になっちゃった?まだ慣れてないのに洗剤取りに行くの任せちゃってごめんね。」