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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第9章 素敵な男性
迷ったわけではない。
でも、さっき起きた出来事のことは口にできなかった。
見知らぬお屋敷の人が書斎みたいな部屋でエッチしてたのを見てしまい、それを見続けろと強要されたなんて。
だからとりあえず迷ったことにしておいた。
「ごめんなさい、すみれさん。どこの部屋だか分からなくなっちゃって。」
「大丈夫よ。さっきの部屋に戻って掃除再会しましょ。今度改めてお屋敷の中案内するわね。」
そして二人でさっきまで掃除してた部屋に戻り、窓の掃除を始めた。
窓の外はとても真っ青な空が広がっている。
春だからこのお屋敷の敷地内の緑が濃く色付いてとても綺麗だった。
「今度は離れの廊下の掃除よ。一緒に来て。」
すみれさんに言われ、離れの方についていく。