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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第65章 莉愛菜の変化
「俺がいつから莉愛菜を想い続けてたか、本庄さんも、父さんも知ってるはずだろ?
今更何を言うんだ。
俺はそんなもので揺らいだりなんかしない。
あいつは俺の隣でずっと笑ってる。
俺がそうしてやるんだ。
あいつの柵なんか俺が取っ払ってやる。」
不敵な笑みを向けてやる。
すると、眉間に皺を寄せ難しい顔をしていた二人の顔がポカンとなった。
そして突然父さんが笑いだした。
「あはははは!!!
海斗、お前は相変わらずだなぁ~。
ガキの頃から莉愛菜莉愛菜って。
莉愛菜はそんなしつこい男嫌いだろ。」
何も知らない父さんはそんな事を言ってくる。
俺ははっきり告げた。
「何言ってんだよ父さん。
莉愛菜はとっくに俺のモノだ。」
するとポカンとした顔再び。
「は?
専属メイドにしたからってお前のモノってわけじゃないだろ?」
まだわかってない父さんに溜息が出た。