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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第9章 素敵な男性
離れは本邸よりも使用人も少ないようで、とても静かだった。
敷地の森から鳥の鳴き声まで聞こえてくる。
「他のフロアはもう他の人がやってくれたからこのフロアの廊下の余暇を掃除しましょ。」
「はい。わかりました。」
ふかふかの絨毯がきっちり敷かれている廊下の掃除の仕方を教えてもらう。
建物がL字になっているため、建物の曲がり角から半分ずつ手分けしてやることに。
「じゃぁすみれさん。あたしあっち行ってきます。」
「うん、よろしく。終わったら手伝うから。」
あたしは奥の曲がり角を曲がったところから掃除を始める。
夢中になって掃除をし、残り3分の1くらいになった頃。
「すみません。」