この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第9章 素敵な男性
後ろから声を掛けられた。
思わず振り向く。
見惚れてしまった。
目の前に佇む男性。
180cm以上はありそうなスラッとした体形。
少し長めの髪を流れるようにセットして、ビシッとスーツを着こなしている。
二重に切れ長の目元には黒縁眼鏡をかけている。
モデルさんとも思えるその風貌に知的な雰囲気。
彼の周りにはとても穏やかな雰囲気が漂っていた。
「あの、お仕事中申し訳ございません。」
「あ!い、いえ。どうかなさいましたか?」
つい見惚れていた自分が急に恥ずかしくなってきた。
すると男性は
「すみません。ベッドサイドの電気スタンドの電球が切れてしまって。電球のある場所ご存じないでしょうか?」