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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第68章 温もり
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「あ、ぁんっ…ふぁっ…やっぁ」
「クッ…、莉愛菜っ」
ベッドルームに響く卑猥な水音。
そして肌が擦れ合う音。
もう今日は何度目だろう。
今日、海斗は一日仕事でいなかった。
最近ずっと家で仕事をしていたけど、今日はどうしても行かなきゃいけない用事があったらしい。
きっと、最近家で仕事をしていたのはあたしを想っての事。
でも、仕事の邪魔だけはしたくない。
あたしは笑顔で送り出した。
大丈夫だよって。
それでも急いで帰って来たらしい海斗。
寺井さんと戻ってくると真っ先にあたしの元へ駆けてきた。
そして心配そうな顔をして覗き込む。
あたしは笑顔で”おかえりなさい”と言った。
とても安心した表情で抱きしめられる。
あぁ、心配かけちゃったな。
あたしは大丈夫なのに。