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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第68章 温もり


「あぁっ、ん……ぁっ、だめっ」

海斗によって、既に何度も絶頂を迎えた身体。

それでも海斗はあたしを攻め続ける。

「はぁっ……莉愛菜。」

そして何度もあたしを呼ぶ。

「ぁふっ…んんっ、ぁ……か、いとっ」

あたしも名前を呼ぶ。

”ご主人様”ではなく”海斗”と。

いつもなら怒って更に攻められる。

けれど今日の海斗は違う。

「…莉愛菜?」

律動を止めてあたしを見下ろす海斗。

汗を滲ませて、息を荒げている。

「おね、がい…今日は、”海斗”って…呼ばせて?」

今は海斗って呼びたいの。

そうしたら、いつも以上に海斗を感じられる気がするから。

海斗に愛されてるって感じたいの。

ご主人様と奴隷じゃなく。

ご主人様とメイドじゃなく。

男と女として。

恋人として。

すると上から降ってくるキス。

とても優しいキス。


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