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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第9章 素敵な男性
「電球ならたしか用具室に。あたしこの後休憩で用具室に道具を置きに行くので、電球取ってきましょうか?」
「それはとてもありがたいですが、ご迷惑ではありませんか?」
男性は少し眉を下げた。
「いいえ、そんなことは。ここの掃除が終わってからになってしまいますがそれでも良ければ。」
「かまいません。ありがとうございます。」
そう言って、彼はニコッっと笑った。
かっこいいっ…………
こんな素敵な人がこのお屋敷にいたんだ。
「それでは、後であの部屋に持ってきていただけますか?」
この廊下の中程にある扉を指さして言う。
「休憩が終わってからで構いません。宜しくお願いします。」
そう言って男性はその部屋には戻らず、廊下を進んで見えなくなった。