この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第69章 夏の終わりの夕暮れ


その姿を見たら少し安心して、肩の力が抜けた。


あたし、今すごい肩に力が入ってたみたい。

すみれさんに手を繋がれて、誘導されるように帰り途を歩く。

ちょっと先にある大きな通りでタクシーを拾う事に。

空はみるみる内に厚く黒い雲に覆われて、明るかった景色が段々と暗くなっていく。

なんだか急に夜が来たみたい。

あたしは更に不安が増す。

すみれさんがいてくれるから大丈夫。

あたしは過去に囚われない。

早く帰って夕飯を作って、海斗の帰りを待つんだ。

そしていつものように楽しく夕飯を食べるの。

さっき買ったマグカップでコーヒーとココアを飲むんだから。

そして、今日すみれさんと行ったお店の事とか、話した事とかを海斗にも聞かせてあげるの。

あたしの話をいつも喜んで聞いてくれるから。


早く


早く


早く海斗に会いたい。

海斗の温もりを感じて安心したい。


/812ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ