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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第73章 眠り姫
それが、俺と彼女の出会い
あの時思った
”莉愛菜は笑顔が可愛い”
とおもった気持ちが、だんだん成長していくにつれ身体と共に気持ちも少しずつ変化していった。
気が付いたら、
”莉愛菜を笑顔にしてやりたい”
”莉愛菜を守りたい”
そう思うようになっていた。
あの時はそんな事まったく思ってなかった。
あの気持ちがいつか恋になり、
愛に発展するなんて。
だけど
きっとこれは必然だ
俺はそう思う
だからきっと今も、始めて会った時のように眠り続ける彼女が
今にも目覚めて俺を見て
俺に抱きついて、心からの笑顔を向けてくれると信じてる
そして
『海斗』
俺の名を呼んでくれると信じてる
そう信じていたかった