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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第79章 求め合う身体
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「莉愛菜さん、お荷物ここでいいですか?」
「あ、大丈夫です。
寺井さん、ありがとうございました。」
今日あたしは1ヶ月ぶりにお屋敷に帰ってきた。
もちろん海斗が病院に迎えに来てくれて、寺井さんが車を出してくれた。
久しぶりの自分の部屋で荷物を整理していると、
ガバッ
突然背中から抱きつかれた。
「莉愛菜っ。お帰り!!」
あたしは驚いて振り向くと…
「海來君っ!!」
あたしに抱きついているのは海來君。
あたしが事故に会ってから、学校の合間に時々お見舞いにも来てくれていた。
「莉愛菜が元気になって本当に良かった。
もうどこも痛くないの?」
あたしの肩を掴みながら覗き込んでくる海來君に
「うん。もう大丈夫。
心配かけてごめんね。」
笑顔で言うと、優しく笑って頭を撫でられた。