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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第79章 求め合う身体
「そんなに海來とデートが嬉しいのか?」
耳元で囁く海斗の声はやっぱり不機嫌。
「嬉しいよ。久しぶりだもん。
でも…」
あたしが口ごもると、少し離れて海斗が顔を覗き込んできた。
「なんだ?」
「海斗とも、どっかお出かけしたいな。」
いつも家で会ってるし、あまり休みが無い海斗とはほとんど出掛けた事が無い。
前から外でデートしてみたかったけど、仕事で疲れてる海斗には休日はゆっくり休んで欲しくて、その気持ちを言った事は無かった。
「出掛けたいのか?」
「うん。」
あたしが頷くと、難しい顔をして考え込んでしまった。
やっぱり海斗は休みの日くらい家でのんびりしたいんだよね。
「ううん、やっぱりいいや。
いつも通り家で海斗とのんびり過ごせれば…「どこに行きたい?」」
あたしの言葉に被せるように聞いてきた。
え、行ってくれるの?