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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第79章 求め合う身体
どこに行きたいかと言われると…
考えてなかった。
そんなあたしの考えを見透かしたのか、フッと笑って頭を撫でられた。
「考えておけ。」
「うんっ!
ありがとうっ、海斗大好き。」
少し背伸びをして、自分から海斗に触れるだけのキスをした。
そして離れると驚いた顔をした海斗が、ふいに意地悪な笑みを浮かべ
「それだけか?
そう言ってあたしにキスの雨を降らせた。
何度も啄ばむようなキスをして、唇を甘く噛まれると思わず開いた口の中に海斗の舌が入ってくる。
口内を舐めまわす様に這う舌に翻弄され、息が苦しくなる。
「んっ……ぁ」
苦しくて離れようとしたら、後頭部に手が回って避けられなくなった。
更に深く重なる唇
「…はっ……んぁ」
足に力が入らなくなって、必死に海斗の胸を押すけどびくともしない。
「莉愛菜。」
キスの合間に甘い声で呼ばれると、身体が甘く疼いた。