この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第79章 求め合う身体
海斗にこんなキスをされるのは久しぶり。
入院中はあたしの身体を心配して、抱きしめて軽いキスをしてくれる事はあってもこんな風になるキスはしてこなかった海斗。
それに物足りなさを感じたあたしはおかしいのかな。
ようやく離れた唇からは糸が。
あたしは海斗を見上げる。
すると
「お前…。
そんな顔するな。」
あたし今どんな顔してた?
わからなくて見つめ続けていると
「そうか、丁度いいな。」
あたしを横抱きにベッドルーム連れて行った。
「丁度いいって何?」
海斗の首に腕を回して聞くと
「莉愛菜の望みを叶えてやるって言ってんだ。」
そう、不敵に笑った。
あたしの望み?
不思議に思っている間に、ベッドにそっと降ろされた。
そしてすぐにあたしを自分の膝の上に向い合せで座らせる。
海斗はたくさん並んでる枕に背を預けている状態。