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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第82章 海來君と海斗
すると葉月ちゃんがあたしに言った。
「莉愛菜、今日はありがとうね。
海來に連れてこられたんでしょ?
あたしが客連れて来いって言ったから。」
あたしは首を振った。
「あたし、こういう雰囲気のお店大好きなんです。
だから今日来れて良かったです!」
「本当?
なら良かった。気に入ったらまたいつでも来てね。
今度は彼氏連れてきなよ。」
その言葉に海斗の顔が浮かんだ。
海斗、一緒に来てくれるかな?
「莉愛菜が行きたいって言ったら、兄ちゃん絶対断れないから誘ってみれば?」
海來君があたしの考えを読んだかのように言った。
その途端隣から大声が聞こえた。
「えええええ?!
兄ちゃんって、もしかして莉愛菜って。
海斗さんの彼女なの?!」
とても驚いた顔をしている葉月ちゃん。
彼女。
そんな風に言われるとなんだか照れる。