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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第82章 海來君と海斗
まだパパにしか話してないから、あたしと海斗の関係を知ってる人は少ない。
海來君にはあたしと海斗の雰囲気でバレてるけど。
だから”彼女”とか”彼氏”とかって言葉を聞く事がないんだ。
なんだか恥ずかしくて俯いてしまった。
すると
「そうだよ。莉愛菜は俺と兄ちゃんの妹みたいな子で、小さい頃から知ってるんだ。
でも兄ちゃんは昔から莉愛菜しか見てなくてさ。
おれの知らない間にそーゆー関係になってたんだよ。」
「へぇ~。
海斗さんっていろいろ噂あったけど、意外と一途だったんだね。
数々の噂はカモフラージュか?!」
噂って、きっと昔海斗がいろんな女の人と関係を持ってた事だろうな。
知ってる事だし、今更何も思わないけど。
ふと海斗の声が頭に浮かんだ
”お前は俺のモノだ”
あたしは自分の顔が徐々に赤くなっていくのを感じた。
海斗、しっかり身体に刻み込まれてるみたいだよ…