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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第83章 ほろ酔いご主人様
「何をする?
俺はまだ飲むんだ。」
ワイングラスを奪おうとする海斗。
「駄目だよ。もう酔ってるでしょ?
もう止めた方がいいよ。」
海斗の手が届かないように隠す。
「そうだな。
もうこんだけボトル空けたんだし。
海斗、今日はお開きにしようか。」
恭介さんがそう言って、テーブルの上のボトルを掴んだ。
「恭介さん、あたしやります。」
グラスを持って立ちあがる。
「じゃあ、莉愛菜ちゃんグラス持ってきてくれる?
俺空きボトル持つから捨てる場所教えて。」
「わかりました。」
あたしは恭介さんを連れてキッチンに行った。
「莉愛菜ちゃんに海斗の介抱させる事になっちゃったね。」
申し訳なさそうに言う恭介さんに首を振る。
「大丈夫ですよ。
むしろ、海斗はあたしじゃないとお世話出来ないと思います。」
「ははは。確かに。
莉愛菜ちゃんの言うことしか聞かなそうだな。」