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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第83章 ほろ酔いご主人様
「行く場所考えとけって言ったでしょ?」
「……どこがいいんだ?」
「今日行ったカフェ。
ケーキが本当に美味しかったの。
それにお店も素敵で、海斗と一緒に来たいって思ったんだ。」
「また知らない奴にいろいろ言われるかもしれないぞ。」
「海斗と一緒だもん、大丈夫。」
「俺と一緒だからそうなるんだよ。」
難しい顔をして考えてる海斗。
それでも、もう一度お願いしてみる。
海來君も言ってたもん。
あたしの頼みなら聞いてくれるって。
「だめ?」
俯く海斗の顔を下から覗き込んだ。
「お前……それ、わざとだろ。」
何だかよくわからない事を言われた。
「上目遣いなんかして…はぁ、わかった。」
「本当に?!」
「あぁ、今度行こう。
でも、覚悟はしとけよ。」
「うん、大丈夫。
だって、何かあっても海斗が守ってくれるでしょ?」
「あぁ。そうだな。」