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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第86章 ご主人様の欲望
脱衣所には二人の荒い息遣いだけが響いていた。
俺は自分の欲望を脱衣所の床に吐き出した。
もう床は莉愛菜の蜜や潮を拭いたお陰でビチャビチャだから、後でまとめて掃除すればいい。
すると、抱きしめていた莉愛菜がガクっと身体を倒したから床に倒れ込む手前で抱きとめた。
「莉愛菜。」
俺はぐったりとした莉愛菜の身体を抱き起し、隣のバスルームへ連れて行くとシャワーを浴び、予めセットして溜めておいたお湯が張った湯船に浸かった。
ぐったりとした莉愛菜が危なっかしくて、また俺の上に跨らせて胸に凭れさせた。
後ろに簡単にまとめてやった茶色い濡れた髪を弄る。
遅れ毛が顔に付いているのを耳に掛けてやりながら尋ねた。
「莉愛菜、どうした?」
俺に身体を預けて胸に頬を寄せたまま動かない。
頬を手で包み込むとゆっくりと顔を上げた。