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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第86章 ご主人様の欲望
「莉愛菜、わかっただろ?」
俺を見上げた莉愛菜は不思議そうにキョトンとした目を向けた。
「俺が酒に酔ったらどうなるか。」
俺が言うと、少し考えるそぶりを見せた後顔をまた赤くした。
その額にキスを落とす。
「もう、酔いは覚めたの?」
「あぁ、気が付いたら覚めたみたいだな。」
莉愛菜に夢中になる最初は酔いも回ってた。
だから莉愛菜に激しくしてしまったのだが、莉愛菜を夢中で貪っていたら気が付いたら覚めていたみたいだ。
「頭痛いとか、気持ち悪いとか、無い?」
「大丈夫だ。心配するな。」
いつもよりものんびりとした口調で問いかける莉愛菜を安心させるように言った。
「莉愛菜、ここで寝るなよ?」
莉愛菜がいつもよりのんびり口調で、俺の話にワンテンポ遅れて返す時は眠い証拠。
今まで莉愛菜を見てきて、これは小さい頃から変わらない。