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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第86章 ご主人様の欲望
バスルームから出て、バスローブを着て部屋を出る。
莉愛菜をベッドに座らせて髪を乾かしてやると気持ち良さそうに目を閉じた。
「莉愛菜、危ないからもう少し我慢しろ。」
寝ちゃって頭が動いたら熱風で熱い思いをさせてしまうかもしれないと思った俺は莉愛菜に話しかけながら急いで乾かす。
乾かし終わって莉愛菜を横にし、自分の髪も乾かした。
ドライヤーの電源を切り、莉愛菜を見ると小さく寝息を立てていた。
やっぱり、無理をさせすぎたか。
酔った自分を反省した。
海來とでかけた莉愛菜が心配だったのもあるし、俺以外の男と出掛けたことへの不安や不満でつい酒に逃げた。
海來だし、あまりにも束縛が激しいのも良くないと恭介に言われた事があったから俺の中でいろいろ考えたんだ。
その結果。
男でも、本庄さんと父さん、そして海來は別だという結論に達した。