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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第86章 ご主人様の欲望
それでも、海來と出掛ける事をとても楽しみにしている莉愛菜を見てると面白くは無かった。
俺も大概小さい男だ。
それで結局莉愛菜に無理をさせてしまった。
そんな想いを察したのか、莉愛菜が言った言葉。
”いっぱい愛してくれて、ありがと。”
その言葉が嬉しかった。
こんな俺の全てをちゃんと受け止めてくれてると思えた。
だが、それはまた、俺のタガを外す事に他ならなかったが。
しばらく莉愛菜の寝顔を眺めた後、喉が渇いてキッチンに向かう。
ミネラルウォーターのペットボトルを取り出して冷たい水を喉に流し込むと、冷たい感覚が身体に染み渡った。
「俺も少し寝るか。」
莉愛菜を抱きしめて眠りたくなった。
まだ夕飯時で、寝るにはかなり早いが。
今は満たされたせいか空腹は感じなかった。
ベッドルームに向かって歩いて行く。