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恋こころ
第5章 コスチューム プレイ ?
「ふふっ」
グラスをカウンターへ戻しながら、頭に花の咲いた自分の考えが可笑しくて笑ってしまう。
「どうした?」
小さく首を傾げて拓真さんが覗き込んでくる。その優しい微笑みにフクフクと幸せな気持ちになって。必然私の笑みも深くなる。
「美味しいなぁって思ってたんです」
私の応えに拓真さんがふっと目を細めた。
「ソレ、そんなに好きなの?」
「はい」
笑顔のまま頷くと、クスリと笑う。
「一緒に買いに行く?」
『買って来る』じゃなくて『一緒に買いに行く』
拓真さん一人で買って来る方が断然早くて楽なのに、誘って貰えた事が凄く嬉しい。
「行きます、行きます!」
思わず声が跳ねてまたクスリと笑われてしまった。
「ん、じゃあ今度ね」
「はい!」

やった!
拓真さんとお買い物!

喜んでいたら腰を拓真さんの方に引き寄せられ、額にキスが降ってきた。
「ね、早く帰ろう」
耳元で囁かれた甘い催促。膝に添えられていた手に腿を撫でられ、一気に顔が熱くなった。
「ゃ」
咄嗟に空いていた左手で上から押さえる。

みんな、いるのに!

「た、拓真さん」
抗議を込めて小さく名前を呼んだのに、指先がそろりと内側へ滑り込んで来た。
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