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恋こころ
第5章 コスチューム プレイ ?
今日は、疲れた……

あの後、程なく戻ってきた桐生さんが佐伯さんの許可を取ったからと先に帰してくれた。
お礼を述べて千佳を送り、真純の荷物を受け取って。今は真純と二人。
「……は、ふ」
助手席に座る彼女はさっきから必死であくびを堪えてる。頑張ってる様子が可愛くて、くすりと笑みが浮かぶ。
「良いよ、寝てて」
本来の髪に戻った頭を撫でると真純が俺を見上げてふるふると首を振る。
「だいじょーぶれす」
トロンとした瞳に今にも落ちそうな目蓋。そんな目で見られても、ね。
押さえ付けられてクタリとした髪をくしゃくしゃと掻き乱す。
「無理しなくて良いよ。まぁすぐに起こす事になるとは思うけど」
眉の下がった真純が俺の左手の動きを両手で止めてキュッと掴んだ。
「おきて、いたいんれす」
「……」
そう言いながらも目を閉ざし、手に額を擦り付けて来る。恐らくは眠気を堪えようと無意識にした仕草。甘えられている様で、つい口許が緩んでしまう。
「そう?」
「はい」
頷いた真純がキュッキュッと手を握る。
「じゃあ頑張って?」
「あい」
カクンと落ちる様に頭を下げ、またキューっと握ったかと思うと真純の手から力が抜けた。
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