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第5章 コスチューム プレイ ？

小さく息を吐き、真純を横向きにして背中のファスナーに手を掛けた。下まで下ろして仰向けに戻し、袖から腕を抜く。露になった真純の上体。下と揃いらしい淡いピンクのブラとキャミソール。その姿に息を飲んだ。
バラの模様のレースは良い。問題は左胸の下の切り返しから縦に入った透かし。やや粗いレースの目から真純の白い肌が直に見え、他が隠されている分想像を掻き立てられて……マズイ。
丸く盛り上がり、存在を主張する白い胸。呼吸に合わせてゆっくりと上下する様がやけに艶かしくて、腹の底に熱が集まる。

……何で、寝てんだよ

嘆いたところで真純が起きる訳もない。早く脱がせて風呂に入ろうとそっと腰を持ち上げ、ワンピースを下ろした。続けてその下のやたらとボリュームのあるスカートも下ろして、手が止まる。

……
サイド紐って……
何で今日に限ってこんなエロいの履いてんの？

頭に浮かぶのは千佳のしたり顔。恐らくこうなる事を予想して真純に飲ませたに違いない。
何も知らずに眠る真純に布団を掛け、寒くないよう包み込む。ハンガーを通した服を鴨居に掛けて、熱を発散させる為にも風呂場へ向かった。